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テックバリア

 ラミフィルムのガスバリア性能評価方法

    テックバリアを使用したラミフィルムは、ガスバリア性が優れているため、ガス透過度の測定値が小さく、それ故、信頼性のあるデータを得るには注意が必要です。参考のため、弊社が実施している方法を紹介します。

1. 酸素透過度測定方法
JIS K 7126 B法(等圧法)及びASTM D3985-81に示された測定方法に準じた、MOCON社の酸素透過度測定装置を推奨します。
<注意点>
a)試料 傷、折れ等がない試料を選びます。
b)コンディショニング 信頼性のあるデータを得るためには、測定条件と同じ状態で試料をコンディショニングすることが必要です。25℃,ウエットの条件で測定する場合のコンディショニング時間の目安は、約3〜6時間です。

2. 水蒸気透過度(透湿度)測定方法
JIS K7129 B法(赤外センサー法)及びASTM F1249-90に示された測定方法に準じた、MOCON社の水蒸気透過度測定装置を推奨します。また、"袋法"によっても信頼性のあるデータが得られます。水蒸気透過度の評価方法として、カップ法(JIS Z0208)が多く採用されていますが、テックバリアのようにガスバリア性が優れているものに関しては、バラツキが多く、又、データの信頼性も乏しいため御奨めできません。

測定上の注意点を下記に示します。なお、信頼性のあるデータを得るのに必要なコンディショニング時間を記していますが経験によりこれより短い時間で最終データをある程度予想することが出来ます。

<注意点>
a)試料 傷、折れ等がない試料を選びます。
b)コンディショニング
  1) MOCON法 40℃×90%RHの条件で測定する場合は、170時間以上のコンディショニングが必要です。
HX、AX、LX、Lは48〜72時間程度のコンディショニングが必要です。
    コンディショニングは、試料を下図の様な専用セル(自社製)にセットし、測定条件に設定した恒温恒湿槽に保管します。
  2) 袋法 40℃×90%RHの条件で測定する場合は、170時間以上のコンディショニングが必要です。
HX、AX、LX、Lは48〜72時間程度のコンディショニングが必要です。
    袋法の場合、コンディショニング後からの試料の重量変化を1〜2日間隔で3〜4回測定し、このデータを元に水蒸気透過度(透湿度)を求めます。また、コンディショニング途中から日々の重量変化を追う方法もあります。
c)試料のセット方法
    テックバリアSラミフイルムは、測定面によってデータが大きく変ります。実際に使用される条件に合わせて測定面を決めて下さい。例えば、内容物がドライなものの包装材料の場合、外面(シーラントと反対面)が高湿側(90%RH)になるようにセットします。
d)袋法テストサンプル

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